昨日の為替相場は米ドルだけが強い上昇。

しかも最近ずっと米株式相場と連動性の高い動きをしていましたが、
『米株式相場は下落しているのに米ドル為替相場は上昇』
という形でした。
それはなぜかというと・・・

昨日22:30発表の『米消費者物価指数』
(コアー・前年比)指数が2.3%で前回の2.2%を上回りました。
今月の生産者物価指数も参考にして判断するとインフレが高進しているということになります。
『インフレ高進→米政策金利の追加利下げ観測後退→米株式下落』
こうなりました。
しかし為替相場は違いました。
昨日の米ドルは主な通貨に対してストップを巻き込みながら上昇でした。

■このような相場でのデイトレ手法
このような場合は米ドル1本にターゲットを絞ります。
いつものように移動平均線の3本が上昇しているのを確認。
しかし、RCI9は+100近辺に張り付いたままです。
これは通常『買われすぎ→売り』
を示していますが、このような強気上昇相場の時には使いません。
そのかわり、
いつもより『利確のタイミングを小さく、コツコツとポイントをためていくトレード法』で
急な下落に備えます。

クリスマス休暇を前にマーケットはだんだん取引量が少なくなってきています。
ちょっとのサインで大きく動いてしまう傾向にあるので、これから年末にかけては
利幅を小さく、小刻みにトレードするのがいいと思います。

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