みなさん、おはようございます。
昨日はクリスマス。
家でチキンやケーキを食べ、楽しく過ごしていた時、
ふとTwitterを見ると『人民元利上げ?』というつぶやきを発見!
休日のため、FX関連ニュースのサイトはどこもお休みで具体的な解説はナシ。
中国の金融引き締め政策については以前より何度も報道されていたので
あとは、それが「いつ」なのかが焦点でしたが、
まさか、クリスマスにやるとは。
やりますね~中国。
(追加利上げで貸出金利は5・81%、預金金利は2・75%。10月以来2カ月ぶり)
今日も日曜日なのであまり中国関連の情報が入ってこないし、
明日の週明けの為替相場の寄り付きが非常に気になるところなのですが、
利上げが段階的に進み、人民元の上昇圧力が高まるとどうなるだろう?
を考えてみたいと思います。
■人民元切り上げの背景
【輸出側】
中国からの輸入大国&大赤字のアメリカは以前から人民元の切り上げを強く要求してきました。
切り上げると中国の輸出は伸び悩みます。
現に金融引き締め政策を打ち出してから中国の株価は10%の下落をしています。
中国からの輸入に頼っている国は自国の産業が発展しないという理由で人民元の切り上げを要求。
            ↓  ↓  ↓
安い中国製品を大量に輸出して経済が発展してきた中国は人民元安のほうが都合がいい。
【輸入側】
一方でインフレが進む国内事情を考えると安い人民元はあまり良くない。
中国では天候悪化や世界的に商品相場が高騰しているため、食品価格が高騰し
11月のCPI(消費者物価指数)は前年同月比5.1%にもなっています。
大量の人口、その人口を食べさせなければならない中国は
エネルギーも食糧も輸入大国なんです。
     ↓
人民元が安すぎても困る
私が『豪ドル買い』の投資をしているのは
資源国のオーストラリアの輸出先は中国だからです。
中国の経済発展がオーストラリアの国益につながるという図式。
お隣のNZは食糧大国。もちろん中国へたくさん食糧を輸出しています。
輸出大国で輸入大国。
かじ取りが難しそうです。だからこそ人民元は一時的に激震があろうとも自由化したほうが
いいのではないか?
という内外からの意見もあるんですね。
もちろん、中国の政治背景やその他の要因があるのでしょうが、
私は経済評論家ではないのでこの程度の認識で今回の人民元問題を捉えています。
■今後の戦略
【短期的な作戦】
週明けの明日については、ある程度下押しがあるかもしれませんが
利上げ要因織り込み済みでそんなに大きく振れることはないと考えています。(年末だし。)
【長期的な作戦】
人民元は今後『人民元高』となっていくでしょう。
しかしFXでは現在、人民元を取引する事が出来ません。
かといって銀行で人民元預金をするのも時間と労力と手数料がかかる。
そこで、
同じ中国関連で『香港ドルを買う』という作戦がありますが、
香港ドルは米ドルと『ドルペック制』を行っているので固定されていてあまり動かない。
それじゃあ、同じアジア関連で『韓国ウォンを買う』=FXの取引なし
同様にアジア関連で『日本円を買う』円高相場
というのはどうでしょう?
そして、強い円を武器に
・コモディティ(商品相場)で資源を買う
・中国・アジア・新興国株をCFDで買う
という事を考えています。
これはあくまでも私の考えなので、どうなるかは分かりません。
週が明けたら、誰かが解説してくれるでしょう。^^;
今年もあと少し。頑張っていこう♪
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