1月15日
スイス中銀が突如発表した

『スイスフランの対ユーロの上限(1ユーロ=1.20フラン)を廃止する』

との声明。


これを受けてスイスフランは対ユーロで一時40%急騰。
世界のヘッジファンドや投機筋、銀行や企業などを
巻き込んで大騒動となりました。



■1月16日早朝のユーロスイス日足
EURCHF日足
翌朝のチャートです。GMOクリック証券 iClickFX neo
 

日本人トレーダーで
「スイスフラン」がらみ
ポジションを保有している人は少ないとは思いますが、

海外では安全通貨として
日本円のような扱いでスイスフランを取引している人が多かったので
一瞬で大きな損失を抱えてしまうという事態になったようです。
 


これにより
FXブローカーのアルパリUK
投資家の損失を
カバー先銀行に肩代わりせざるを得ず
経営破たんを発表。

【重要なお知らせ】アルパリUKより


子会社の
「アルパリジャパン」も顧客のポジションを全て強制決済
新規ポジションも取れないという事態ですから
日本で
スイスフランがらみの取引をしていなかった人にも
大きな影響がありました。


アルパリUKに限らず、
多くのFX業者が損害を被っている様子ですから
お使いのFX業者のニュースをチェックしたほうがいいと思います。



それにしても、
「スイス中銀はもう少し、うまくやる方法は無かったもんか・・・」

と思います。
 
今後も欧州関連の情報には「耳ダンボ」で行きましょう。





 
今回のことは、
改めて
『投資』というもんには想定外のことが起きる可能性がある
「リスクありきの取引」なんだと気付かされます。





 
さて、私はというと
現在はバイナリーオプションがメインですから

もともと
スイスフラン銘柄が無いし(銘柄が少ないの~)
 

BO取引のスタイル上、

最初から
『勝った場合・負けた場合』
金額が分かっているので

今回のようなスイス中銀のような事が突如起こっても
リスクは限定されています。



こういう事が起こると、
やはり、
FXの長期ポジション保有には特に、
リスクが付き物だなと思います。






阪神大震災からちょうど20年。
今日は色んな事を考えていました。


”街の復興は進んでも、
  人の心はそんなに復興していないんだ”

という事実も知りました。





私がFXで長期ポジションを持たなくなったのは

東日本大震災からです。






 
 
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