『ロンドンコーリング手法』について
ルールを書いてみたいと思います。
<ロンドンコーリング手法の主なルール>
①チェック時間
15時~21時(夏時間:20時)の高値と安値をチェックします。
今は夏時間なので20時ですね。
しかし、20時ちょうどに
2つの注文を出さなければいけないので大変です。
そこで、
高値・安値を更新しそうもない状態だったら
20時を待たずして早めに(19:50くらいに)エントリーをしてしまいます。
② 順張りと逆張り
ロンドンコーリング手法には2種類あります。
【順張り】火・木
高値:買い 安値:売り
利確&損切り:±10~15pips
【逆張り:カスバ】月・水・金
高値:売り 安値:買い
利確:8pips 損切り:10pips
③ IF DONE OCO注文の出し方
←順張りバージョン(ボリ平本より抜粋)
【順張り】
①
IF (逆指値) 高値ブレイクで新規買い注文
OCO1 (指値)利益確定の売り注文:+10~15pips
OCO2 (逆指値)損切りの売り注文:-10~15pips
②
IF (逆指値) 安値ブレイクで新規売り注文
OCO1 (指値) 利益確定の買い注文+10~15pips
OCO2 (逆指値)損切りの買い注文 +10~15pips
【逆張り】
①
IF (指値) 高値ブレイクで新規売り注文
OCO1 (指値) 利益確定の買い注文:8pips
OCO2 (逆指値)損切の買い注文:-10pips
④ 注文期限
【新規IF注文】
・DAY(当日限り)
DAYにしておくと約定しなかった場合、NYクローズと同時に注文がキャンセルされます。
【決済OCO注文】
・DAY(当日限り)当日のNYクローズまで有効。
・WEEK(週末)その週の金曜日のNYクローズまで有効。
・GTC(無期限)どちらかのOCO注文が成立するまでずっと有効。
これに関しては、お好きな期限を選べばOKです。
⑤ BIDとASKチャート
FXには通常2WAYプライスと言って売値と買値は2つの異なるレート
を採用しています。
この価格差が「スプレッド」。
このスプレッドはトレーダーのコストですから、
出来るだけスプレッドの狭いFX業者がいいですね。
ロンドンコーリング手法では
BID(売値)とASK(買値)のチャートを使い分けています。
・買いエントリー=ASKチャート
・売りエントリー=BIDチャート
(面倒であればどちらか1つでも構いません)
⑥ エントリー後はほったらかし
エントリーした後は、いつ注文が約定するかわかりません。
ロンドンコーリング手法はず~っとチャートに張り付いている必要はありません。
利確と損切の2つのOCO注文はどちらか一方が約定したら、
自動的にもう一方はキャンセルされるからです。
自分のオーダーが気になる方は、一部のFX業者さんでやっているサービスで
「約定通知メール」というのがあります。
これに登録すれば、約定したら携帯に約定結果のメールが来るしくみです。
<スマホアプリでもGOOD>
最近ではスマートフォンのアプリが普及しています。
スマホで自動ログインをしておいて、時々注文状況をチェックすればいいですよね。
たとえば、これはマネーパートナーズの
スマートフォンのアプリHyperSpeed Touchです。
注文照会と約定照会これをチェックします。
ここからロンドンコーリング手法のエントリーを行う事もできます。
⑦ 重要指標ではエントリーしない
ロンドンコーリング手法は米雇用統計やFOMCなど相場を大きく動かす
アメリカの経済指標の発表がある日はトレードしません。
これら経済発表のある日は1日中様子見相場であまり動意が見られず、
発表後は指標の結果によって価格が乱高下してしまうからです。
⑧ ロンドンコーリング手法の傾向
以前1年半にわたり、ロンドンコーリング手法を毎日トレードしていた時。
毎日のデータをブログに載せて傾向を見ていましたが、
興味深いのは『曜日によって勝率が異なる』ことです。
・火・木 順張りの勝率がよい
・月・金 逆張りの勝率がよい
・水 どっちも微妙
月曜日は週明けなので様子見し、火曜日に方向性が出るから?
金曜日は週末なので持ち高調整となるため、前日木曜日に勝負に出るから?
などと考えることが出来ます。
ただし、現在はロンドンコーリング手法のデータを取っていませんので
この傾向がまだ続いているかどうかはわかりません。
ロンドンコーリング手法の傾向をつかむためには
日々コツコツとトレードを重ねていく必要がありますね。
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