連日の2円以上の円高。
折角復活の兆しを見せていた『米ドルが下落した理由』
を考えました。

ファンダメンタル分析は色々と原因がありますが、
テクニカル的にはいたってシンプルな理由だと思います。

マーケットは『ファンダメンタル分析』と『テクニカル分析』
両方を参考にトレードしますが、

後付の分析は誰でも可能です。重要なのは
『マーケットに参加している今、この時間に相場の動向を感じ取れるか?』
だと思います。

■私の分析方法
まずは、『全体の相場の流れを把握』し、『重要指標の発表と結果をチェック』した上で
私はリアルタイムにはテクニカル分析を多用し、
後でファンダメンタル的に何が起こってこうなったのか?
を検証するタイプです。

しかし、あまりにも予想外な展開や情報がごちゃごちゃしてきてしまったら
ファンダメンタルは一切排除して
チャートを見ながらテクニカル分析だけで考えるようにしています。

それをふまえて今回の円高の理由はいたって簡単な事でした。
外為どっとコム.4.10 USDチャート

おなじみの【外為どっとコムの米ドル円15分足チャート】です。

今日は3日分を表示してみました。
ここからもわかるとおり、
この2~3日は米ドルは102円台後半から上へ抜けようと何度もトライするたびに
頭を抑えられた形で下落しています。
このトライを続けながら徐々に全体的に下がってしまいました。

これは
『頭打ちにあってドル高パワーが減退していった』ことを表しています。
しかし、上昇する時の勢いはかなりあります。

今日の102円台への戻りの時もものすごい陽線でした。
威力がない時のチャートは一気に下落して少しずつ小さな陽線を積み上げていく形ですが
今回は逆です。
相場は上昇したくてうずうずしている感じがしてきます。
今後、ファンダメンタル的な指標やウワサが上昇のきっかけになると思います。
G7かもしれません。

とにかく、
『102円台後半を抜け、103円台へ突入できたら一気に104~105円台へ』
うなぎ上ると思います。

*私の個人的な意見なので参考程度にとどめてくださいね。

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