おはようございます。

各国株式市場はG7後景気見通し悪化を嫌気して続落して終了しています。
外為相場はG7後の動向をみようと様子見ムードが漂っています。

■欧州株価下落
・ダウ・ユーロ50種株価指数:28.71安(-0.78%)の3671.28
・英FT100指数:63.90安(-1.08%)の5831.60
・ドイツDAX指数:49.08安(-0.74%)の6554.49

■先物相場は上昇
NY金先物6月限はドル売りの流れから反発→1.70ドル高(+0.18%)の928.70ドル。
NY原油先物5月限は続伸→1.62ドル高(+1.47%)の111.76ドルで終了。
ドル安になると資金は先物へと流れます。

■現在のドル円相場は
101円台を挟んでの小動きな状態が続いています。
何とか100.40台で下値踏みとどまり、現在は101円台を回復しています。
アジア時間から株価の動向に左右されている展開でした。

■NYダウ引け値
・NYダウ工業株平均:12302.06の23.36ドル安
・NASDAQ総合指数:2275.82の14.42ポイント安
・S&P500指数:1328.32の4.51ポイント安

■米ドル円のテクニカルポイント
外為どっとコム.7日間チャート

今日は外為どっとコム7日間の60分足チャートを使ってみました。

米ドル円の7日間の短期的テクニカルポイントはこんな感じです。
抵抗線2:102.00-05 (4月14日高値)
抵抗線1:101.35-40 (4月7日安値)
支持線1 :100.30-35 (4月14日安値)
支持線2 :100.00-05 (4月10日安値)

100.30を下にブレイクした場合、再び円高が激しくなりそうです。
逆に102円半ばまで行けば安定基調になると思います。

■今日のターゲット
17:30 英)
消費者物価指数-3月 予想:0.6% 前回: 0.7%
消費者物価指数-3月(前年比) 予想:2.6% 前回:2.5%

18:00 独)
ZEW景況感調査-4月 予想:-30.0 前回: -32.0

21:30 米)
数字は予想: 前回:の順です。
生産者物価指数-3月 0.7% 0.3%
生産者物価指数-3月(前年比) 6.1% 6.4%
生産者物価指数-3月(コア) 0.2% 0.5%
生産者物価指数-3月(前年比/コア) 2.6% 2.4%
NY連銀製造業景気指数-4月 -17.1 -22.2

22:00
ネット長期TICフロー-2月 600億USD 620億USD
ネットTICフロー合計-2月 750億USD 374億USD

26:00
NAHB住宅市場指数-4月 20 20
そして明日はベージュブックがあります。
ここでFOMCや今後の金融政策に対する方向感が打ち出されます。

■ここまでみてみると・・・
G7は
各国が市場の安定化に向けた連携を確認し、
共同声明では数年ぶりに為替に関する部分が変更されたにもかかわらず、
具体案が示されなかった為、マーケットの反応は薄かったという結果が読み取れます。

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