来週はユーロ系の通貨が買い！ : 3万円からのFX投資生活

週末のＮＹマーケットのまとめです。
【マーケットのポイント】
①政府系の住宅金融（GSE）に対する懸念
②原油相場の最高値更新
③株式相場の急落
ＮＹマーケット前半は
ポールソン財務長官の政府系住宅金融に対する緊急声明
がありましたが、具体的な案がなかったのでＮＹダウ平均は悲観して200ドル以上の下落
ＦＸ市場もドル売りが進行しました。
その後は
フレディマックなどGSE株価が下げ渋ったことで信用不安が後退し
ドル安が抑えられました。
後場に入ると
バーナンキ議長がGSEに連銀貸出を利用可能と通知
⇒株式市場が一時プラス圏を回復。
ユーロ円が最高値を更新するなど円売りが進みました。
■ドル円
ドル円は106円を割り込み、一時105.60台まで下落しました。
終わりにかけてダウの回復により106.60台と1円の値幅がありました。
しかし来週に向けての分析をすると
今週サポートラインとなっていた106円台をあっさり割り込んだので
週明けは下値更新が予想されます。
来週は
・米金融企業の決算。
・バーナンキ議長の6ヶ月に1度ある議会証言
があります。
来週はドル売り圧力が強まりそうです。米株価の動向がポイントです。
■ユーロ円
ユーロ円は欧州マーケットで底値の168.20をマーク、その後
169.60付近まで上昇して最高値を更新しました。
上昇のポイントはＮＹマーケットが後場にかけてプラス圏に浮上したところです。
ドル高を歓迎したわけではなく
政府系住宅金融（GSE）に対する信用不安が緩和したことが要因となりました。
ユーロ円だけでなく『ユーロドル、ユーロポンド』も上昇しました。
米経済の不安材料に注目されていますが、
アメリカの次は欧州といわれている割にはまだまだ要因が表面化していません。
来週は
ユーロ系の通貨＝『ユーロ円・ユーロドル・ユーロポンド』に買いが入りそうです。
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☆土曜日の朝5：55に更新されたトレードポイントの一部です↓