アメリカは年明け早々から荒れ相場が続いています。
昨日の米相場は大きなトピックスが多くありましたが
軒並み悪い指標で米相場全体が下落、米ドルも悲観売りに押されて
今朝方6:30、ついに108円を割ってきました。(最安値1ドル=107.89円)

■22:30に発表の米雇用統計他
・非農業部門雇用者数は+1.8万人(予想:+7.2万人)
・失業率:+5.0%(予想:4.8%)
予想以上に悪い数字に発表直後から急激にドル安が加速、
1ドル=109.20円台→108.30円付近へ急落
ユーロ/ドルも1.4720ドル台→1.4820付近へと新たなトレンドが形成されてきました。

■失業率が上昇
失業率5%は約2年ぶりの上昇です。これは雇用情勢の悪化を示しているので、
失業率上昇→個人消費鈍化
とNY市場は判断し、寄り付きから幅広い銘柄で売り優勢、大幅下落の展開になりました。

■サブプライム問題は根深いです。
『サブプライムローン問題が実態経済に影響が及びつつある』
との憶測から投資家からはその後も失望売りが入っている感じです。
終値は【前日比-250ドル超】で取引を終了。
この状況にある『現役ファンドマネージャー』は下値104円を示唆してきました。

■米ドル円来週の作戦
とりあえず様子見ですが、NYダウの動向次第ですね。
下値を104円台と考えて、それまでは小刻みに売り
その後押し目買いという作戦で行きたいと思います。


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