新年から、相場はとんでもない事になってます。

日々のメルマガにはその状況を書いていますが、
それにしても、年末の段階で、
年明けからの大波乱を誰が予想したでしょうか?


私としては、短期ショートが専門のトレーダーなので
ボラティリティがあって、下落トレンドが続く相場は大歓迎なのですが、
それが長すぎて、これでいいの?と、ちょっと冷静になってしまいます。


■最近の1日相場の傾向は

・東京時間に事件・事象が発生し
・欧州時間に助長され
・NY時間に調整

まるで東京とNYが逆転したような感じがします。
東京というか、「中国関連」なのですが、時間帯が被るので・・・


年明けから下落が続く、クロス円の1時間足を見て下さい。

トレードではいつも「グループ分け」をして
似ているパターンを一括りにして、トレンドがわかりやすいようにしています。

チャートは「マネックスFX」のスマホです。


■クロス円のオセアニアグループ
17オセアニア


■クロス円の欧州グループ
17オセアニア


■ドル円と銘柄のレート
17ドル円

たった4日間で、それぞれの下落幅は尋常ではありません。

オセアニアを含め、資源国通貨の
南アフリカランドやカナダドルも下落しています。
さらに、
オセアニアは中国のお得意様なところがあるので、もろに影響を受けます。


■今日の下落要因だけでも様々なものがあります。

・中国株式市場、取引停止 2度目

・日経平均急落4日続落)

・リスク回避の円買い

WTI原油先物 1バレル:32.77ドル

 20091月以来の安値)


 
■買い持ちだけでは厳しい。
最近のメルマガでは毎日書き続けていますが、
「スワップ目的」のクロス円長期ロングホルダーの方、
「そろそろ下げ止まる?」と思って買い増ししてはいませんか?

今日の相場を見ていても、一時的に戻して
『買い』を誘い、またそこから急落しています。

それが短期筋の狙いだったりしますので、十分な資金が無い場合は
手控えたほうがいいと思います。

金利の高い通貨ペア(資源国通貨など)の
『のんびり長期投資』的なものは今の相場では通用しません。


 こっちにも書きましたが、
余計なニュースよりもチャートが語る

 まずはチャートをしっかり見る事です。
『短期ショート戦略』を入れて行かないと今後も厳しい状況が続くと思います。
予想がつかない場合は、無理にトレードをする事はありません。

ショート戦略は「戻り売り」です。

中・長期足が下落トレンドで、短期的にちょっと上げた時を狙って
「ショート」を仕掛けます。

その時にはグループ分けしている銘柄全部を見て、
同じパターンで、反応にズレがあるものを比べながら
なるべく長くショートを続けます。

たとえば、ユーログループだと
ユーロドルとユーロポンドをよくやります。

・ユーロドルのほうが直線的な動きになり、
・ユーロポンドのほうが反応が遅くなる、気がします。

そこで、
①ユーロドルに乗り遅れたと思ったらユーロポンドで同じ戦略を取る
②ユーロドルが反転したら、ユーロポンドを手仕舞う。(またはその逆)


そんなことをやっています。
スプレッドの関係で、出来ればユーロドルメインでやりたいのですが、
長めのトレードだったらユロポンでも十分いけますし、値幅はこっちのほうが取れます。

まあ、そんな事で
今の地合いでは、短期トレードに特化して取り組んでみたらどうでしょうか?



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