4月5日、東京時間に「111円割れ」となり
年初来安値を更新したドル円は
4月6日ＮＹ時間「0：59」に「110円 」も割れてきました。

要因としては、安倍首相がウォールストリートジャーナル誌に
「恣意的な為替市場への介入は控えるべき」 「通貨安競争は絶対に回避を」とコメント。

これにより「政府の介入なし」と判断され円買いが進み
110円を割り込んで2014年10月31日以来の安値となる109.92円をつけました。


（ドル円1分足チャート）


■ドル円週足チャート


テクニカル的には「 一目均衡表の雲」を完全に下抜けているので
当面なんの抵抗もなく下げるイメージがあります。
 

ただし、そこは政府・日銀の何らかの対策「口先・レートチェック・けん制コメント」を含む
があった場合そう簡単には100円へはいかないと思います。

2014年10月31日以来の水準は、日銀による追加緩和（ＱＱＥ２)が行われたところ。
ここまで下がってしまった訳ですから、ひとつの終わりを見た感じがします。

新年度の円高傾向かも知れないですが、
しばらくは緊張感のある相場になりそうです。


ドル円・クロス円のロングホルダーの方は、
マージンコールやロスカットにならないよう資産コントロールしてくださいね。


　　


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