国内大手取引所bitFlyer には現物と、FX・先物取引がありますが、短期トレードでははレバレッジが効くFXのほうが人気です。

さきほどビットコイン価格が現物で80万円を割り込みました。現物もFXも、それぞれの価格を比較しながらトレードするので、一度に両方のチャートを見るようにしていますが、SFDが導入されてからは現物とFXとの価格差の乖離が少なくなったように思います。

今回の急落では、現物は1BTC=80万割れだったのに対しFXのチャートでは80万円を割れていない、という状況でした。また日経225先物などと同様に、先物のほうが現物よりもトレンドが先行&助長する傾向があります。
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bitFlyer Lighitning (FX)  BTC-FX/JPY 15分足チャート

高値:859050円から安値:815524円まで急落(80万円割れなし)
価格差:43526円
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bitFlyer Lighitning (現物)  BTC/JPY 15分足チャート

高値:821330円から安値:795000円まで急落(80万円割れ)
価格差:26330円

最安値は現物のほうが安いですが、高~安の価格差はやはりFXのほうが大きいです。

■ヘッジ手法の裏ワザ
ビットコイン取引に限らず、先物と現物を合わせた手法として「ヘッジ取引」があります。例えばビットコインを現物で買い、ビットコインFXで同数のヘッジ売りを行う。ビットコインが急落し、資産価値が下がっても、先物売りで利益を一時的に出して利益を確保する。という考え方です。

bitFlyer FXの場合はこの「ヘッジ売り」を行う便利なやり方があります。それは「ヘッジしなくてもヘッジになる手法」という方法です。

■ポイントはbitFlyerFXの証拠金制度
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レバレッジ取引は、ある一定の証拠金を預け入れ「売りと買い」の価格差を取引する「差金決済」なので、現物の移動はありません。

bitFlyerFXでは証拠金に日本円だけでなく、現物のBTC建てがあります。という事は自分の持っているBTCを預け入れて、レバレッジを効かせたBTC-FXを行うので、新規ショートのポジションを持った途端に「ヘッジ取引」と同じ効果があるのです。

そもそも私は為替のFXでも「売り=ショート」が得意なトレーダーなので、BTC-FXでも新規売りのほうが得意、さらに、ヘッジ取引になることを考えたらな尚更ショートしやすいのです。

■まとめ
FXにおける新規の売り買いには基本、有利不利はありませんが、BTC建ての場合なら気分的に「売り」のほうがやりやすいです。私はトレーディングで法定通貨よりもビットコインなどの仮想通貨を増やしたいので、この方法が合っているのかもしれません。

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