株取引にはなくて、FXトレードにはあるもの、それは『スプレッド』です。

スプレッドとは
売値と買値の差なんですが、これがFX業者さんの売り上げとなります。現在は昔と違い、「取引手数料無料」が当たり前なのでこのスプレッドで業者は利ザヤを稼がなければなりません。

株の値段は1つで、買値と売値は同じ。
私は以前株のスキャルピングでよく「1円抜き」ということをやっていました。

これはFXでは出来ません。相場が動かない状態でポジションを取ったらその瞬間からスプレッドの分だけマイナス・スタートとなってしまいます。

このシステムにブーブー言っても始まらないのですが、株トレでは一部の証券会社さんがやっている
毎月定額の手数料制にしてくれないかなぁと思います。

そしてインターバンクレートでスプレッドなしで提示してほしいものです。(取引回数の多いFXデイトレーダーの皆さんはどう思われますか?)

■スキャルピングで勝つということ
1回のスキャルピングで勝つには「差益+スプレッドの分」を稼がなければなりません。たとえば、ドル円で2PIPSだけ抜こうとしたら

①普通のFX業者のスプレッドだと⇒4~5PIPS・・・6~7PIPS
②良心的なFX業者のスプレッドだと⇒2~3PIPS・・・4~5PIPS
③スプレッドの狭い業者だと⇒0.5~0.6PIPS・・・2.5~2.6PIPS
とFX業者のスプレッドによって随分とトレードの内容が変わってきてしまいます。

1万通貨で考えると2PIPS抜きはプラス200円ですが、これが私の目指している10万通貨トレードだと2000円です。

2000円稼ぐのに5000円分上乗せされたらたまりません。
これは超スキャルピングトレーダーとしてはどうしてもスプレッドの狭い業者さんでなければ勝てません。(そうでなければトレードスタイルを変える必要があります)

■ポンド円のスキャルはもっと深刻
ドル円ならまだしも、もう1つ私の得意とする値幅の大きいポンド円のスプレッドではさらに深刻です。
①普通の業者だと9~10銭
②良心的な業者で4~7銭
③スプの狭い業者だと1.2~1.9銭
このように同じトレードでもかなり条件が違ってきてしまいます。

■スリッページに注意!
スプレッドの狭い業者に限らず、トレード中に相場が動意づくとスリッページ=レートが滑る=思ったレートで約定できない。という現象が起きることがあります。

特に重要指標時などにはありがちですね。その時の状況にもよりますが、1~3銭程度であれば許容範囲ですが、ひどいようであれば、指標トレードは避ける、または業者を見直した方がいいかもしれません。

少額投資のスキャルピングトレードに効く
理想的なFX業者は
①レバレッジ0=ちょっと不可能(^^; ⇒0に近い
②滑らない&約定力が強い
③ハイレバレッジ
まだまだ理想的な業者さんはありませんが、徐々にサービスが向上してきていますね。




スポンサードリンク